昨日に引き続いて、コリずに骨模型と格闘。
最近は骨折後の拘縮肩の方などを担当することが多く、屈曲の可動域制限が問題になってきます。
そんで可動域制限が残っているときって、第2肩関節がスムーズに通過するように可動域練習できないと、改善できないどころか腱板組織に無用の負荷をかけてしまいがち。
なので今回も頭を整理するため、骨模型に関節包と回旋筋腱板を擬似的に作ってみました。
僕クオリティの肩関節
正面から。棘上筋と肩甲下筋、前面関節包です。うまく腱板疎部もできてるかも。
しかし亜脱臼気味なのが僕クオリティ。
しかし固定金具を取って、テーピングだげで固定している割には安定しています。
肩甲骨下方回旋している上に、細かいディティールが再現できていない割には持ってます。
ローテーター・カフと関節包だけでもけっこう安定するもんですね。
側面から。大結節のどこに停止するのか大雑把ですなー。
反省。
後面から。下方回旋がきになるけど、金具で固定されています。
屈曲や外転をしてみると、、
屈曲してみると、、、
肩甲骨が固定されているから肩甲上腕リズムが起こらないのですが、屈曲時に棘下筋や小円筋が伸長されているのが分かります。
肩甲上腕関節は凹凸の法則に反して、少し上に滑るとなってますけど、このヘンが短縮してると余計に上に押しだしちゃいそうです。
だからこのあたりの短縮がある方に後下方に滑りを誘導すると、腱板圧縮ストレスをかけなくてすむので痛みなくあがりやすいです。
この場合、後下方滑りの誘導方向は正解だけども、生理的運動はやや上方滑りなので、こだわりすぎは不正解と理解しています。
だれかこの辺を分かりやすく教科書に書いてくれないでしょうか、、、
少し徒手誘導で上方回旋方向に力を加えると可動域が改善します。
外転。
最下方関節包が伸長されながら外転しています。
こうやってみると、後方腱板とか最下方関節包の伸長性低下は、可動域制限の大きな要因になりうるのが分かりやすいと思いました。
あとモノを作る楽しさを感じれました。どんな形だろうと自己表現は楽しいみたいです。